ものづくり機械加工科(訓練期間6ヶ月)のご案内


訓練の概要(訓練により習得できる技能)

機械加工に必要な読図(製図)から汎用工作機械(旋盤、フライス盤など)とNC工作機械(NC旋盤、マシニングセンタなど)に関する技能・技術及び知識を習得するとともに、1ヵ月の企業実習を行い、実践力を養成します。

訓練全体(6ヶ月間)の目標人材像(訓練目標)

  • 旋盤及びフライス盤加工と、NC工作機械のプログラミング及び加工ができる。 (下記写真の訓練課題例参照)
訓練課題例

訓練課題例

訓練課題例

訓練課題例

総訓練時間

  • 714時間

1ヶ月ごとの訓練到達目標

1.「機械製図基本及び測定・仕上げ工作法」 0.5ヶ月
機械製図基本及び仕上げ工作法

機械加工に必要な機械図面の読み方、基本測定器の取扱い及び手工具による仕上げ工作法等に関する技能・技術及び知識を習得します。

2.「旋盤・フライス盤作業」 1.5ヶ月
旋盤・フライス盤作業

旋盤による段取り加工・面取り・ねじ切り・偏心加工、フライス盤による六面体加工・溝加工・勾配加工等に関する技能・技術及び知識を習得します。
※旋盤とは材料を回転させ、刃物を押し当てることで削る工作機械です。フライス盤とは回転している刃物に、固定した材料を当てることで削る工作機械です。

3.「NC旋盤作業」 1.0ヶ月
NC旋盤作業

NC旋盤におけるプログラミング、段取り(原点設定・工具設定等)プログラムチェック、加工、測定・評価に関する技能・技術及び知識を習得します。

4.「マシニングセンタ作業」 1.0ヶ月
マシニングセンタ作業

マシニングセンタにおけるプログラミング、段取り(原点設定・工具設定等)、プログラムチェック、加工、測定・評価に関する技能・技術及び知識を習得します。

5.「NCワイヤ放電加工作業」 0.5ヶ月
NCワイヤ放電加工作業

NCワイヤ放電加工におけるプロフラミング、段取り(原点設定、ワイヤセッティング等)加工、測定・評価等に関する技能・技術及び知識を習得します。
※NC工作機械(NC旋盤・マシニングセンタなど)はプログラムにより自動的に機械を動かして加工するものであり、プログラムと加工法に関する技能・技術及び知識を習得します。

6.「企業実習」 約1.0ヶ月
企業実習

委託先企業において実際に生産現場で訓練をします。訓練受講者には施設内訓練で習得した技能・技術及び知識の確認や、現場ならではの加工技術の習得の場となります。
マッチングすれば企業実習先への就職もでき、企業実習先への就職ができなかったときでも身につけた技能・技術で就職活動に自信をもって望むことができます。また、今後の目標を再確認する場でもあります。

7.「フォローアップ訓練」 0.5ヶ月
フォローアップ訓練

企業実習を受けて、不足していた技能・技術及び知識を習得します。


受講要件

45歳未満の方

過去の当該訓練分野の経験

  • 特に必要ありません。

事前に習得していることが望ましいスキル

  • 特に不要

各訓練科共通要件

  • 訓練に関連する職種への就職を希望している方
  • 訓練を受講することに熱意を有している方
  • 訓練の内容を理解するために必要な基礎学力を有している方
  • 訓練受講・修了に支障がないこと(健康状態・受講態度等)

受講料

無料です。 ただし、テキスト代2,000円程度、保険料4,800円程度と、作業服、帽子及び安全靴等が必要になります。


受講生の入所前の職種と修了後に就職した職種の例

当該訓練分野の経験が無い方でも、下記のような関連職種に就職されています。

(前職)                       (修了後の職種)
営業             →             金型製作
販売             →             機械加工(NC)
土木業            →             機械加工


訓練に関する職種と仕事内容

主な職種名

機械工

機械工の仕事(NC旋盤オペレータ、マシニングセンタ(NC)オペレータ)

工作機械を用い、さまざまな金属に、切る・削る・穴を開ける・溝を切る・磨き上げるなどの加工をするのが、機械工です。
違う形状のものを少量だけ加工する場合は、人の手で加工する汎用機械を使用します。まず製品の図面に基づいて、材質・加工精度に応じた刃物を選び、削る量、回転数、送りの速度などを決めます。そして、機械の設定が終わったら、知識や技術・経験を駆使して、材料を要求された形に加工します。
同じ形状のものを大量に加工する場合や、より複雑な形状のものを加工する場合は、加工条件を数値化し、連続自動加工するNC工作機械を使います。NC工作機械では、要求される精度を出すため、最適な加工条件を正確にプログラミングします。次に設定が終わったら、精度を確認するための試し削りを行います。試作品を正確に計測し、必要に応じて何度でもプログラムを修正します。そして、連続的に自動加工します。機械工には、期限内に、決められた数の製品を、図面通りに正確に加工することが求められます。
機械加工により得られる代表的な工業製品には次のようなものが挙げられます。
自動車用部品、電化製品用部品
金型(自動車部品用金型、携帯電話用金型、各種プラスチック製品用金型など)

  • 自動車用部品、電化製品用部品
  • 金型(自動車部品用金型、携帯電話用金型、各種プラスチック製品用金型など)

職種(機械工)との相性(こんな方に向いている!)

現場作業が好きで、機械を使った“ものづくり”に興味がある方

訓練により就職可能な主な仕事

  • 汎用工作機械(旋盤・フライス盤)を用いた金属加工
  • NC工作機械を使用した加工及びオペレーション
  • NC加工データの作成業務

求人票に記載されている職種名

機械加工、金型加工、マシニングセンタオペレータ、NC旋盤オペレータ、機械組立

就職後の仕事例(求人票より)

  • 汎用旋盤、汎用フライス盤による機械加工
  • マシニングセンタによる機械部品、各種金型加工
  • 精密機械・一般産業機械の組み立て作業

就職率

87.5%(旧NC加工技術科 平成30年1月末現在)


修了生の主な就職先例

  • (株)洗心銅鉄工所(機械加工)
  • (株)松岡カッター製作所(機械加工)
  • (株)渡辺製作所(機械加工) など

賃金情報

修了者の採用時の賃金(給与総支給額)実績
約16万円から19万円


訓練で習得した職業能力の就職先での活用状況

ものづくり機械加工科の訓練を修了することにより “ものづくり”の面白さと大切さがわかります。加工技能の基本は習得できていますので、この基本技能を活用して、就職先企業で製作する部品、製品を汎用機械やNC工作機械を使った製造ができることを最終的な目標とします。
就職後は、就職先の仕事内容によっても異なりますが、訓練で習得した技能・技術と就職先のベテラン技能者のOJT(注)により、概ね3ヶ月から6ヶ月程度で就職先が期待する仕事(標準的な作業時間と品質・仕上がり)ができるようになります。およそ、2~3年で熟練度は向上し、細かく指示されなくとも自らの判断で仕事ができるようになります。
(注)OJTとは、On the Job Trainingという和製英語の略語で、職場の上司、先輩などが新人などに対して職場で実地訓練を行うことです。


訓練修了時に取得できる資格

なし


任意に習得できる資格

訓練期間中に受講者の皆さんが習得した技能を活かして任意に受験して取得できる資格の一例です。
(※但し、合格を保証するものではありません。詳細につきましては、各実施機関へお問い合わせ下さい。)

  • 技能検定 機械加工(普通旋盤作業) ( 中央職業能力開発協会 )
  • 技能検定 機械加工(フライス盤作業) ( 中央職業能力開発協会 )
  • 技能検定 機械加工(数値制御旋盤作業) ( 中央職業能力開発協会 )
  • 技能検定 機械加工(数値制御フライス盤作業) ( 中央職業能力開発協会 )
  • 技能検定 機械加工(マシニングセンタ作業) ( 中央職業能力開発協会 )

就職後のスキルアップ

就職後も、当センターで実施しています短期間の 在職者向け職業訓練(能力開発セミナー(有料)) を受講することで、さらにスキルを向上させることができます。
当センターでは、就職後においても新たな職業能力の習得やこれまでの職業能力の更なる向上に係る相談・支援を行っています。お気軽にご相談下さい。

お問い合わせ

ポリテクセンター静岡(静岡職業能力開発促進センター) 訓練課 受講者第一係

TEL
054-285-7186
FAX
054-285-5192